それは初老の男性が一人で予約されて御来店
私が京都の丹後で仕事をしていた時でした
ひととおり食事が終わり窓越しのカーテンから海を眺めていました
あまりに長いので声をかけてみました
「妻が去年亡くなりましてね・・・
妻は伊根の生まれでね・・・・
生まれ故郷に返してやろうと思って40年ぶりに来たんです
変わってしもうた・・・・なにもかも・・・・・ 変わってしもうた・・・・」
遠くの海を見つめる寂しげな眼差しは すべてを物語っているようでした
無くなって気がつく事もありますよね
それでは・・・・・・・・また次回・・・・・