子供の頃 父が事業失敗して多額の借金
まだ幼かった私は それほどの大変さも理解出来てなく
母が言うには 寝るまでお金の事で胃が痛み 目が覚めると絶望で涙が出た
そんなある日
「もう・・・・あかんわ・・・一緒に死んでくれるか・・・」
「ぼくは・・死なへんで・・・どんなことしてでも 生きたる・・」
「そうか・・・あほな事言うたな・・・堪忍やで・・・」
その時の母の 涙に沈んだ瞳を今でも 忘れていない・・・
はるか50年以上昔の話です
どっこい生きてる 生かされた命
最後まで 生き抜いてやる
それでは・・・・・・また次回・・・・・