20代前半は貧乏どん底で千円で10日間の生活費でした
ある休日 横断歩道の向こう側で訴えている女性
近づくにつれて 聞こえてくる涙声・・・
あしなが育英会の募金でした
「私も交通事故で両親をなくし あしなが育英会のお陰でここまで 来れました
今も同じ環境にいる 子供たちに私が手を差しのべたいのです どうか宜しくお願い致します」
あまり募金をしている人もなく 私も流れにそって 行き過ぎたのですが・・・
かなり歩いたんですが どうも悶々とする モヤモヤする 彼女の声が木霊する
踵をかえして戻ってみる まだ訴えている ポケットには千円がある
彼女の前で 募金箱に入れてしまったのです・・・・・
それからは 公園のベンチで時間を潰し 空腹を紛らすために 水をがぶがぶ飲む
そんな日が続きました
いつかお腹いっぱいご飯が食べたい・・・そんな事ばかり考えてました
今でこそ人並みにご飯が食べれるようになりましたけど 今でも思い返す あの頃です
それでは・・・また次回・・・・