2019-04-07

悲話

今年も甲子園がいつの間にか 始まってました
始球式に ちびっ子が投げて 微笑ましいです

不肖の息子が広島広陵高校に入って暫くしてからの出来事でした
幼馴染の同級生は小さい頃から野球に打ち込んで 高校進学の時 広陵では
レギュラーの可能性が低いという理由で すこし部員の少ない高校でレギュラー(とはいえ強豪高です) 甲子園を目指す事にしたのです

朝練で早い時間に横断歩道を 斜めに渡り車と事故に・・・他界しました
葬儀の日 帰ってきた息子は言葉少なく いつもは 丼に2杯は食べるご飯を ほとんど食べず
もう・・寝る って部屋にこもって しまいました

「おにぎり 作って持っていってあげようか」
「今日は・・・ 泣かせてやろう・・・」
そんな 会話でした

そして帰ってきたときに これ って渡した小さな封筒を思い出し 開くと
激しい嗚咽と 噴出す涙
2行目で 読めなくなりました

そこには 小さな頃から野球に夢中なってきた 息子への 母の想い
やっと これからって時に いなくなった喪失感 無念さが切々と 綴られており
友達でいてくれたことへの感謝の言葉でした

今年もドラマチックな甲子園でしょう
いつも 思い出す この事を・・・

それでは・・・・・また次回・・

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