久方ぶりに実母と話をしている中で
「そういえば あの男の子覚えてるか?」
そう言われても すぐに思い出せるはずも無く・・・
話を進めて行く内に おぼろげな記憶が戻ってきました
お母さん大好きっ子で いつでも どこに行くのも一緒で
お母さんの足の後ろでしがみついてる シャイなちびっ子だったような・・・
そのお母様がガンで亡くなられたのはそんなに時間は経っていなかったと思います
泣いて ないて・・見ているのが苦しくなる程 泣いていたような・・
その葬儀のなか 列席者の前で
「・・・・・ぼくは・・・おおきくなったら・・・医者になりたい・・・・」
と 絞り出したのです
さらに 涙を誘う 誓いの様でした
見事 開業医として地域貢献し多くの方々を診ておられるようで
お金の持ち合わせのないお年寄りには
「あるときでええで・・ 今度もってきてくれたら・・・」
お見事! お医者様のあるべき姿! ご立派です
「ところで おまえさんはどうや?」
・・・・・・ない・・・何も無い・・・お金も・・家も・・残せるものは何もない・・・
お店に来て頂いたお客様には笑顔 つくれてる・・かな?・・
それでは・・また次回・・・