以前通っていた乗馬クラブは障碍者乗馬に力を入れてました
その中の小学校4年生の男の子 両手を杖をついて足をカバーして歩くのですが
私の目の前で 風でレジ袋が飛んできて ちょうど杖の下に入り込み するすると
砕けるように倒れたのです
思わず 手を差し伸べようとすると
「何やってんの どんくさいね 自分で立ちなさい」
近くで見ていたお母さんでした
競技大会の日
彼は白いブレザー 白ネクタイを決めて出場
場馬術(フィギアスケートの様に規定の位置で 決められた動きを馬に伝える)にエントリー
視力も弱く インストラクターが拡声器でコースを その都度指示します
そのひたむきな姿勢 ただゴールを目指して 馬と一緒に頑張り続けます
コースの周りで柵伝いに 励ます大きな声
お母さんでした
タイムはかかりますが 完走した時は拍手とエールに包まれます
サングラスの私の目は涙でグチャグチャでした
それでは・・・・・・また次回・・・・・