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キャンドルのあかりの効果
キャンドルのあかりの効果
キャンドルのあかりの持つチカラ。
キャンドルのあかりをながめていると、「ほっとする」「落ち着く」と感じます。
そのチカラをうまく使えば、生活をもっと豊かなものにすることができます。
キャンドルのあかりの持つチカラは、どんなものなのでしょうか?
科学的に証明されたリラックス効果
キャンドルを灯すとなんとなく落ち着くように感じますが、これは雰囲気だけなのでしょうか?
ペガサスキャンドルは、リラクセーション研究家の三谷惠一氏と研究を行いました。さまざまな実験を行った結果、キャンドルのある空間では、脳と身体の緊張が和らぎ、イライラ度が有意に下がりました。
科学的に、キャンドルのあかりにはリラックス効果があることが証明されたのです。
あたたかいあかりの色で安らげる
キャンドルのあかりは、オレンジのあたたかい色をしています。あかりの色は、空間のイメージを変えるだけでなく身体にも影響を及ぼします。
蛍光灯のように青白いあかりは、交感神経を刺激します。神経を緊張・覚醒させるので、昼間に勉強や仕事をする際に適しています。
逆に白熱電球のようなあたたかみを帯びたあかりは、副交感神経を刺激します。人に安らぎと落ち着きを与えてくれるので、リビングやダイニング、寝室などに適しています。
夜になっても強い青白い光を浴びていると、体内時計がうまく働かず、健康を害したり不眠につながったりすると言われています。キャンドルのあたたかい色のあかりは、身体をリラックスモードに切り替えます。そのため、安らぎやくつろぎを得られるのです。
ほんのりとした明るさでくつろぎを
キャンドルのあかりは、ほんのりとした明るさです。
まぶしすぎるあかりは、かえって目を疲れさせ、睡眠障害につながると言われています。ペガサスキャンドルのおすすめは、キャンドルと間接照明の組み合わせ。団らんのときに、人の顔をやさしく照らしてくれます。
ゆらぎで穏やかに
炎のゆらぎや影のうつろいを眺めていると、心が穏やかになるのを感じることがあります。
また、人と会話をする際に間にキャンドルがあると、「炎」という目のやり場(=注視点)が生まれます。これが緊張感を和らげ、コミュニケーションを取りやすくさせてくれます。
他にもある、キャンドルの嬉しい効果
人を美しく、料理をより美味しく見せる
キャンドルのあたたかいあかりは、肌の色を血色良く美しく見せてくれます。さらに、ゆらぐあかりが表情を魅力的に見せると言われています。
また、赤系の色がきれいに見え、さらに陰影がはっきりするため、お料理がより美味しく見えます。高級なレストランやバーで、あたたかい色で明るすぎない照明が使われているのも、同じ理由です。
世界一幸せなライフスタイル
Hygge(ヒュッゲ)に欠かせない
キャンドル
デンマーク語で「親しい人と過ごす、温かな居心地のよい雰囲気」を意味する、「Hygge(ヒュッゲ)」。世界でもとりわけ幸福度が高いデンマークで、「DNAの一部」とさえ呼ばれる価値観です。北欧生まれの世界一幸せなライフスタイルとして、世界中で注目を集めています。
ヒュッゲな時間に、キャンドルは欠かせません。デンマーク人に、ヒュッゲと聞いて思い浮かべるものを尋ねると、多くの人が「キャンドル」と答えるそうです。デンマークのキャンドル消費量は世界1位。日が沈み始めると、室内のあちこちにキャンドルを灯します。
穏やかで、心地が良くて、幸福に満ち足りている、時間や空間。暮らしの中に根付いた、しあわせの素。そんなヒュッゲなときは、キャンドルから始まるのかもしれません。
キャンドルを灯して、あなたなりのヒュッゲな時間を過ごしてください。
デンマーク在住20年以上の冨田千恵子さんによるコラム