ライブラリー:食卓のあかりを考えよう

シーリングライトを考える

2010/06/01

シーリングライト シーリングライト

ダイニングの人工照明について、考えてみましょう。

現在多くの家のダイニングで灯っているのは、
天井の中央につけられている、蛍光灯の「シーリングライト」という照明。
白い光で部屋全体をくまなく照らす照明です。

ところで、ダイニングテーブルは随分いろんなことに使われています。
食事はもちろんですが、新聞や雑誌を読んだり簡単な手仕事をしたり、子供が宿題をしたりもします。
ですので、朝昼はともかく夜でも簡単に明るさが欲しいことがあります。
それぞれの作業をちゃんと部屋別に分けられたら良いのですが、そうもいえないケースが普通ではないでしょうか。
そう考えるとこの「蛍光灯シーリングライト」というのは、たった一つで明るいし、万能のように思えます。

しかし日が暮れてからの人の心や体のことを中心に考えると、蛍光灯の白い光はあまり良いとはいえません。
人の体は夕方になるにつれ体温は下がっていき、眠りに付くまでの間は心身ともに穏やかな状態でいるのがふさわしいものです。
それには、夕日のような温かい光の色のもとで、夜を過ごすことが望ましいのです。

また蛍光灯の白い光は、料理の持つ鮮やかさを落としてしまい、決して食の場にふさわしい光ではありません。

食事を取る際は、基本的に暖かい色の光がふさわしい。
気持ちを穏やかにし、食欲を高める暖かい色の光がいい。

そのことをまずご理解いただきたいと思っています。