ライブラリー:あかりのイベント

4/13 「燭・楽・酒・席 ローソクのあかりだけで楽しむ、季節の地酒とおしゃべりと」終了しました。

2013/04/16

2013年4月13日、岡山県にある御前酒蔵元の「辻本店」さんにて、
イベント「燭・楽・酒・席」が行われました。
お越しくださった皆様に心よりお礼申し上げます。

「燭・楽・酒・席」は
ローソクのあかりだけで町家を照らし、地酒とお食事を楽しむイベント。
暮れゆく美しい庭園を眺めながら、
蔵元自慢のお酒やお料理を味わい、心豊かなひと時を楽しんでいただく宴です。

ご参加くださったお客様からは、
「素晴らしい空間と時間でした」「また参加したいです」と好評をいただきました。

まずは、イベント開始までの様子をご紹介します。



如意山房の庭 如意山房の庭

会場となったのは、「如意山房」と名付けられた町家。
岡山県北部の勝山・町並み保存地区にある、御前酒蔵元「辻本店」のお屋敷です。
建物も庭もとても立派で、
与謝野鉄幹・晶子夫妻や、谷崎潤一郎氏が「細雪」の執筆で滞留したことでも知られています。
普段は入ることができないこの素敵なお屋敷を
ローソクのあかりだけで演出して、ぜいたくな空間を楽しんでいただきます。

会場となるお部屋(一部) 会場となるお部屋(一部)

昨年10月、会場となるお部屋を計測したり、使えるお膳や酒器を見ながら
辻本店さん・コーディネーター原のり子先生・キャンドル卓編集長で打ち合わせをしました。
辻本店さんとともに、利き酒師の市田真紀さんが、お酒を監修します。

文化の香りがする素敵な空間に、
「お客様に喜んでいただけるイベントになるに違いない」と期待が膨らみます。

その後も、打ち合わせを重ねながら、予約受付を開始。
あっという間に満席となり、次回開催を熱望する声が多数挙がりました。
楽しみにしているとの声に、身が引き締まります。
ご希望に添えなかった皆様には、お詫び申し上げます。


そして迎えた当日。
キャンドルを飾り、枝や花を活け、お膳をセッティングします。

会場コーディネート 会場コーディネート

山や庭で自然に育った植物を多く使い、空間を演出します。
大きな花器は、できるだけ辻本店さんがお持ちのものを使いました。
長いあいだその空間に息づいてきた樽や瓶、
「別のものを持ってくるより、そのほうが空間に馴染むし素敵でしょ?」と原先生。

大きな活けこみは、先生自ら山に登って刈り取ってきた枝を使い、
派手にならない存在感のある、アレンジを行なっていきます。
手元には椿やクリスマスローズなど、部屋に合わせたお花を小さく飾りました。
如意山房の魅力をさらに引き出し、遠目に見ても座っていても楽しめる空間演出です。

かめ代さんのブログ
でも、点灯前の様子を紹介してくださっています。

夕暮れ少し前、キャンドルを灯してお客様をお迎えする準備が整いました。
お客様にご満足いただけるでしょうか―

2回に分けてお送りします。
後半に続きます。



●おまけ●

勝山の街 勝山の街

辻本店さんのある、勝山・町並み保存地区。 
古くは出雲街道の要衝として繁栄したこの地域には、土蔵や白壁、格子窓の古い町並みが残っています。
近年では「のれん」がシンボルとなっており、
街を歩くと、地元在住の染織家がつくった個性的なのれんが風に揺れて風情を感じます。

「燭・楽・酒・席」当日、倉敷市からは、キャンドル卓の編集長とスタッフ・原先生・お花屋さんのFさん
・「ブロガーさん家のキャンドル卓」で掲載してくださっているかめ代さんの5人で、勝山に向かいました。

女性が4人集まると賑やか。
辻本店さんのお食事どころ「酒蔵レストラン西蔵」では美味しいお料理に感動。
自家製天然酵母のパン屋さんタルマーリーに興奮し、
郵便局の可愛いのれんに驚き、
辻本店さん&西蔵さんの皆様の人柄の良さに感激した勝山でした。

御前酒蔵元 辻本店さんは、創業209年の老舗蔵元。
寒冷な気候・良質の酒米と水という、酒造りの好条件に恵まれた環境で、
地元の米・水・技で酒造りを続けています。
社長も杜氏も若く、伝統受け継ぎながら、新しい酒造りにも取り組んでいます。

酒蔵レストラン西蔵は、かつてのお酒の貯蔵庫を改装したレストランです。
美味しいお料理にお酒とお料理はもちろんのこと、
中世の古備前や古伊万里、安藤広重の版画、バーナードリーチの墨絵や陶器などの
骨董美術も楽しめます。

ご興味のある方は、是非足を運んでみてくださいね。


   >>後半へ